皆様は自身のスマートフォンに保護カバーを使用していますか?最近では数多くの保護カバーが流通していますので使用している方が多いのではないでしょうか?最近ではSNSなどでスマートフォンを自分流にDIYして投稿している方も多くいらっしゃいます。DIYでオリジナルケースを作りたいと思っても、作り方が分からないという方もいるでしょう。
その中でも、今回は「マニキュア」を使用したアレンジ方法、注意点をお伝えします。この記事を読むことで、マニキュアを利用したオリジナルケースの作り方を学ぶことができるでしょう。
マニキュアでのアレンジ
まず初めに、マニキュアでのアレンジ方法をいくつかお伝えします。
水圧転写
こちらの方法は「ハイドロディップ」や「マーブリング」などと呼ばれることもあります。水を張ったトレーや桶に塗料を垂らして水面上に塗料の膜を作り、そこに塗装したいものをゆっくりと入れて水圧で塗る方法です。こちらはいくらか安易に行える方法ですが、多少のコツが必要であり、コツをつかまないとカバーに触れている部分は塗料がのらなかったりしてしまいます。
また他の塗料とは違い、マニキュアは粘度があるため、自身が思っている柄にするために水面に垂らしたマニキュアをゆっくりかき混ぜる段階でマニキュア上に水がのってしまうと、カバーに上手くつかないなどの原因にもなります。しかし慣れてしまえば、きれいなマーブル模様や、幻想的な柄を作り出すことができることでしょう。
最大の問題点は、色を変えても柄的にはぐにゃっとしたマーブル模様が多くなってきてしまうため、秋が早くなってしまいます。逆に最大の利点は、どんなに同じように塗装をしても同じ柄は作れない、完全な一点ものを作り出すことができます。
塗り付け
続いての方法は、カバーに直接マニキュアを塗り付ける方法です。黒いカバーに白いマニキュアを歯ブラシから飛ばして夜空を再現したり、スポンジにマニキュアを塗り、たたき塗ることで細かな霧状の状態を再現することも可能です。
しかしなかなか技術が必要になりますし、自身の想像する柄を作り出すのに長い道のりになることでしょう。もちろん慣れてしまえば比較的安易に色々な柄を作ることができるでしょうし、水圧転写と違い色々な柄のものが作り出せることでしょう。
ネイルの要領
続いてはマニキュア本来の使用法のように、ネイルに施すように塗装する方法です。ネイルアートで使用するドット柄を作る棒などを使用して絵を描いたり、ドット柄、ラテアートのようにさまざまな柄などを表現できることでしょう。
しかし方法としては一番技術を必要としますし、一個の失敗で全体がかすんでしまうこともあります。ドット柄などは、爪と違い面積も広いため、ドットの大きさがまだらなだけでとても不格好に見えてしまいます。技術を磨けば他にはない完全な自身のオリジナル製品が出来上がることでしょう。
このようにいくつかの方法でマニキュア塗装を行えますが、塗装後はクリアーなどを塗らないと塗装の剥げなどの原因になるため、どの方法を用いたとしても仕上げにはクリアーを塗って仕上げましょう。
マニキュアの弱点とは?
続いて紹介するのは「マニキュア」で塗装を行ったときの注意点とマニキュアの弱点をお伝えします。マニキュアは本来固い爪に塗るものですので、基本的にソフト素材のTPU素材などのカバーには使用できません。マニキュアが硬化してもカバー自体が柔らかいとちょっとの衝撃でマニキュアが割れたり剥がれてしまいます。
また、手帳型などのスマホケースには塗装自体行えませんので、マニキュアでの塗装はプラスチックのシェルカバーなどにしか行えないという弱点があります。またシンナーなどに含まれる「トルエン」や「アセトン」などの化学物質がマニキュアを溶かす溶剤、除光液も同じ成分で作らているため、このような化学物質にはとても弱くなっています。
さらにマニキュアの種類にもよりますが、ラメが入っているもの、ジェルタイプなど粘度が高く、乾きにくいものなど、比較的簡単に色落ちや色移りしてしまうこともあります。基本ネイルアートは爪に施します。爪を常にカバンやポケットに入れると言うことはありませんが、スマートフォンとなると基本カバンやポケットに入っていることが多いため、衣類などへの色移りなどには注意が必要になることでしょう。
まとめ
このように、手軽に余ったマニキュアなどでも塗装が行えるマニキュア塗装ですが、技術も必要になることもありますし、マニキュア特有の弱点もあります。手軽に行える裏には思わぬ落とし穴もあるということをしっかり覚えておくことが必要です。
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