スマホケースには、デザインのほかに、質感についてもさまざまな種類があります。その中のひとつである「マット加工」が、若い女性を中心に人気があることをご存じでしょうか?
マット加工といっても、どのような感じなのかわからない方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、マット加工特徴やメリット、注意点などについてご紹介いたします。マット加工の魅力や注意点を知りたい方は、ぜひ参考になさってください。
マット加工とは
そもそもマット加工とは、スマホケースに限ったものではありません。指輪などのジュエリーをはじめ、化粧箱やインテリアなど、多岐にわたって施されることのある加工方法のひとつです。
簡単にいえばツヤをなくす加工のことで、落ち着きのある表面にすることが可能となるのです。どのようなものであっても、光沢を帯びた表面はきれいに見えるため、一般的にはツヤをもたせることが非常に多くなっています。
しかし、場合によってはかえってチープな印象を与えてしまうこともあります。そこでツヤを消すマット加工を施すことによって、光などが反射することのない落ち着きのある印象を与えられるのです。
マット加工をする方法は、いくつかあります。ご自身で行う場合は、ツヤ消しスプレーを活用することで簡単にできます。お持ちのスマホケースに、市販のツヤ消しをまんべんなくムラのないように吹き付けたあと、触れてしまわないように注意しながら、完全に乾燥するのを待つだけで完成です。
市販のマット加工済み製品の場合は、マットニスなどのマット加工専用のアイテムを使用して加工されています。
マット加工したスマホケースのメリット
マット加工したスマホケースを使用するメリットは、まずひとつは、指紋がつきにくくなるということです。スマホケースは毎日頻繁に手で触れるため、どうしても指紋がついてしまって、表面が汚れてしまいます。簡単に拭きとれるものの、また簡単についてしまうため、キリがありません。
カバーに指紋が付かないように、気をつけながらスマホを使用するのはとても難しいことですので、そうしたストレスを感じていらっしゃる方にはとてもオススメです。
また、汚れがつきにくいというのもメリットです。マット加工を施したスマホケースは、表面がコーティングされているような状態になります。そのため、通常は付着してしまうような汚れでも、マット加工では撥水効果のように表面を滑るだけですので汚れにくいのです。
マット加工したスマホケースのデメリット
いくつかのメリットがあるマット加工ですが、その反面、デメリットもいくつか存在しています。ひとつは光沢がないことで、地味な印象になってしまうということです。
もちろんご自分のスマホケースですので、自分自身が満足していればいいのですが、スマホケースのように、多くの人の目にも触れるアイテムは、多少なりとも他人の目を意識する部分もあるでしょう。インパクトを与えたいのであれば、向いていません。
もうひとつのデメリットは、すべすべとした表面であるために、スマホリングなどを貼り付けることが難しいということです。スマホリングなどのアイテムは、基本的に両面テープを使ってスマホケースに対して貼り付けます。マット加工のように滑りやすい表面ですと、貼り付きが悪くなってしまうのです。仮に貼り付いたとしても、すぐにはがれてしまうでしょう。
さらに、すべすべとした手触りが持ちやすさを生んでいますが、その反面、手から滑り落ちてしまいやすくもあるのです。もちろん個人差はあるものの、一般的にはすべすべしていることでグリップ力が効きにくくなりますので、何かの拍子に、するっとスマホを落としてしまう可能性があることが考えられます。
マット加工で個性を演出しよう
落ち着きのある印象を与えるマット加工は、原色やパステルカラーなどと組み合わせることで、その真価を発揮します。ツヤのあるタイプではやや力強く感じてしまう色味が、マット加工によって落ち着きをまとい、ちょうどいいバランスになるのです。さらになんともいえない絶妙な質感によって、高級感すら演出します。
これまでマット加工のスマホケースを使用したことがないということでしたら、この機会に、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
特徴的な質感と手触りをもつマット加工したスマホケースは、老若男女問わずフィットする質感です。派手目な色でも、ほどよく落ち着いた印象に仕上がりますので、カラーバリエーションも楽しめます。
マット加工のスマホケースをお探しでしたら、ご希望の内容でケースを製作することのできる「株式会社アートカバー」まで、まずは一度ご相談ください。